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ハンマー:データウォーハンマー派生系 骨塊派生系 しろねこスタンプ派生系 ハンマー:データ ※武器名はレア度によって下記の色で表記されています。 レア1 レア2 レア3 レア4 レア5 レア6 レア7 レア8 ※武器名の前にある■はその武器が現在、それ以上強化できないことを表しています。 ウォーハンマー派生系 レア度 名称 値段 攻撃力 属性 防御力 斬れ味 作成可 備考 1 ウォーハンマー| 500z 312 なし 0 鈍い 下位 生産 鉄鉱石*3 円盤石*1 1 |└ウォーハンマー改 | 650z 364 なし 0 普通 下位 強化 鉄鉱石*5 円盤石*1 1 | ├ウォーメイス || 1100z 468 なし 0 普通 下位 強化 鉄鉱石*10 円盤石*5 2 || |├アイアンストライク ||| ||| 2150z 624 なし 0 鋭い 下位 強化 鉄鉱石*12 マカライト鉱石*5 大地の結晶*3 生産 大地の結晶*10 鉄鉱石*20 円盤石*20 3 ||| ||└■工房試作品ガンハンマ || 3100z 572 火 300 0 鋭い 下位 12月5日現在強化打ち止め中 強化 火竜の体液*2 マカライト鉱石*15 爆薬*10 生産 ウルバチケット*1 マカライト鉱石*20 火炎袋*1 爆薬*20 3 || |├■イカリハンマー || 2150z 572 水 100 0 鋭い 下位 12月4日現在強化先未確認 強化 カジキマグロ*1 砂竜のヒレ*2 円盤石*20 3 || |├黒鍋【好吃】 ||| ||| 1400z 468 なし 0 普通 下位 強化 アイルー食券・並*2 鉄鉱石*10 セッチャクロアリ*10 生産 アイルー食券・並*1 鉄鉱石*12 円盤石*7 4 ||| ||└■銀鍋【喜】 || 2150z 520 なし 0 銘刀 下位 12月4日現在強化打ち止め中 強化 アイルー食券・並*2 マカライト鉱石*10 2 || |└■ボーンアクス | 2150z 624 なし 0 普通 下位 12月4日現在強化打ち止め中 強化 竜骨【中】*3 竜骨【小】*3 モンスターの体液*1 2 | └スパイクハンマー | 1400z 520 なし 0 普通 下位 強化 鉄鉱石*10 ハリの実*10 セッチャクロアリ*5 2 | └スパイクハンマー改 | 1750z 572 なし 0 鋭い 下位 強化 鉄鉱石*20 ハリの実*15 キラビートル*2 3 | └■クリスタルロック 2600z 676 なし 0 抜群 下位 12月4日現在強化打ち止め中 強化 ライトクリスタル*1 マカライト鉱石*8 キラビートル*6 生産 ライトクリスタル*2 鉄鉱石*25 氷結晶*7 セッチャクロアリ*10 骨塊派生系 レア度 名称 値段 攻撃力 属性 防御力 斬れ味 作成可 備考 1 骨塊| 400z 364 なし 0 鈍い 下位 生産 なぞの骨*3 1 |├大骨塊|| 2600z 676 なし 0 普通 下位 強化 大きな骨*1 なぞの骨*5 2 |||└■グレイトフルハム| 7500z 728 なし 0 普通 下位 12月4日現在強化打ち止め中 強化 大きな骨*3 こんがり肉*10 アイルー食券・並*3 1 |├サイクロプスハンマー|| 1100z 468 なし 0 普通 下位 強化 獣骨*3 竜骨【小】*3 2 |||├アトラスハンマー||| 1750z 572 なし 0 鋭い 下位 強化 大きな骨*2 竜骨【小】*10 3 |||||├クックジョー|||||||| 2600z 676 なし 0 抜群 下位 強化 巨大なクチバシ*1 とがった爪*5 モンスターの体液*2 生産 巨大なクチバシ*1 魚竜の牙*5 怪鳥の鱗*5 鬼人薬グレート*1 4 |||||||├■クックピック|||| 5600z 884 なし 0 抜群 下位 12月4日現在強化先未確認 強化 怪鳥の耳*4 極彩色の毛*2 上竜骨*4 5 |||||||├■スイ【烏】|||| 10000z 728 なし 0 銘刀 下位 12月4日現在作成不可 強化 尖ったクチバシ*1 黒狼鳥の耳*2 黒狼鳥のたてがみ*3 3 |||||||├■ダイナミックジョー|||| 3100z 728 なし 0 抜群 下位 12月4日現在強化先未確認 強化 青怪鳥の甲殻*6 青怪鳥の鱗*8 セッチャクロアリ*5 3 |||||||└ヴェノムモンスター||| 3100z 572 毒 260 0 抜群 下位 12月4日現在強化先未確認 強化 ゴム質の皮*10 毒袋*5 毒怪鳥の頭*1 3 |||||└■ジェイルハンマー|| 3100z 624 麻 190 0 抜群 下位 11月20日現在強化打ち止め中 強化 マカライト鉱石*6 雷光虫*12 ゴム質の皮*3 2 |||└スカルクラッシュ| | 1400z 520 なし 0 普通 下位 強化 竜骨【中】*2 とがった爪*8 モンスターの体液*1 2 | || └スカルクラッシュ改| | 2150z 624 なし 0 鋭い 下位 強化 竜骨【中】*6 魚竜の牙*10 モンスターの体液*2 3 | || └■竜頭蓋棍| | 2150z 624 なし 0 鋭い 下位 12月4日現在強化打ち止め中 強化 竜頭殻*1 大きな骨*3 なぞの頭骨*3 生産 竜頭殻*2 竜骨【大】*3 なぞの頭骨*5 キラビートル*10 2 |└ブルハンマー | | 1400z 520 なし 0 普通 下位 強化 ファンゴの毛皮*2 大きな骨*2 獣骨*3 生産 ファンゴの毛皮*4 ファンゴの頭*1 獣骨*5 セッチャクロアリ*2 3 | └ブルヘッドハンマー | 2150z 624 なし 0 鋭い 下位 強化 大猪の皮*2 大猪の牙*2 おおきな骨*1 4 | └■ブルタスクハンマー 5600z 936 なし 0 抜群 下位 12月4日現在強化先未確認 強化 大猪の皮*5 大猪の牙*6 上竜骨*5 しろねこスタンプ派生系 レア度 名称 値段 攻撃力 属性 防御力 斬れ味 作成可 備考 2 しろねこスタンプ| 2150z 520 麻 200 0 普通 下位 生産 肉球のスタンプ*1 アイルー食券・並*1 麻痺袋*2 4 |└■おやすみベア 5000z 260 睡 200 0 普通 下位 12月4日現在強化打ち止め中 強化 ライトクリスタル*1 抗菌石*3 ウルバチケット*1
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武器の特徴と操作方法 - ハンマー 基本情報 移動速度(抜刀後) 早い 攻撃力 高い 攻撃の射程 近距離 防御行動 回避可能 溜め攻撃 あり 操作方法 スタイル別操作方法▼ ギルドスタイル ストライカースタイル エリアルスタイル ブシドースタイル Xボタン 縦振り※ 縦振り※ 縦振り※ 縦振り※ Aボタン 横振り 横振り 横振り※ 横振り R + X + Aボタン 抜刀して溜め 抜刀して溜め 抜刀して溜め 抜刀して溜め Yボタン 納刀 納刀 納刀 納刀 Bボタン 前転回避 前転回避 エア回避 前転回避※ Rボタン 溜め(離すと攻撃) 溜め(離すと攻撃)※ 溜め(離すと攻撃) 溜め(離すと攻撃) ※縦振りは、空中ではジャンプ叩きつけに変化。 ※ストライカースタイルは、他のスタイルに比べ溜め速度が早い。 ※エリアルスタイルでは、空中でAボタンを押すとジャンプ連続叩きつけを行う。 ※ブシドースタイルでは、攻撃を受ける直前で前転回避するとジャスト回避に変化。 特殊動作・派生▼ 行動 操作方法 概要 連携例▼ 狩技▼ 名称 概要 スピニングメテオ 勢い良くハンマーを振り回して相手を叩く。振り回している間に2回と、最後の振り下ろしの合計3回攻撃。 大挑発 モンスターを挑発することで自分を狙わせることが出来る。 タイフーントリガー ハンマーを横に振り回して攻撃。技中に攻撃ボタンでの追加入力が可能で、アッパー攻撃を繰り出すことが可能。 特徴 攻撃力が高い打撃タイプの武器。スタミナを奪いやすく、頭部狙いで目眩を狙いやすいのが利点。 ただし切断攻撃を行うことが出来ないため、尻尾を切ることは出来ないので注意。 その代わりダイミョウザザミの殻などを破壊出来るので、打撃ならではの利点を活かしたい。 見た目の割に意外と機動力があり、溜め状態などでも割と移動しやすい。 また溜め状態ではスタミナが減るかわりに怯まなく、風圧も無視することが出来る。 当たれば強いものの、外すと隙が大きいので相手の動きを見て的確に攻撃を当てていこう。
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狩りモード 3分半ひたすらモンスターを討伐しスコアを競うモードです。 基本マップは3種類あり、各マップ4区画に区切られ出現モンスターが異なります。 討伐時と討伐後にドロップするスター(EXP)を拾ってその合計値がスコアになり一番スコアが高い人が勝利となります。 勝利報酬 トロフィー10前後、期間限定イベント期間中イベントポイントも10前後、ダンジョン解放後?ダンジョンジェム4つ 狩りモード攻略 狩りでは走りながら攻撃出来るハンターが楽に攻略出来ます。 ※プレーグドクター、スカルマスターなど それ以外に被弾しづらい遠距離デスストライク(即死アビリティ)持ち、範囲殲滅力の高いハンターがオススメ。 ※ゼウス、グリムリーパー、スノーマンなど レベルアップ時のアビリティはハンターが育っている場合経験値上昇、移動速度上昇優先、低レベルハンターは火力or即死確保の後に経験値と移動速度盛ると勝ちやすいです。 マッチ直後は岩石エリア(サイクロプス等)が近距離攻撃しかしないモンスターが湧き、中盤以降は草原エリア(グリフォン等)が遠距離攻撃受けにくいです。 AIの状況みて狩りやすいところに行くのを意識すると楽です。モンスタートレインしてAIやっつけるのもたまに面白いです。 大半がAIとのマッチングになるため序盤はどのキャラでもそこそこ勝てます。 ハードコアハント 任意のハンターがレベル8に到達すると解放される狩りモードの上位版です。レベル8以上のハンターのみ選択可能 勝利報酬も大幅に増え、プレイ制限時間も狩りモードに比べ短くなっているのでトロフィー、期間限定イベントポイント効率が最も高いモードです。 勝利報酬 トロフィー50(敗北時の消失トロフィーも増えます)、イベントポイント20前後、ダンジョンジェム5 ハードコアハント攻略 出現モンスターが狩りモード後半のモンスターからスタートです。(グリフォン、メデューサ、ドラゴン等) 制限時間が後半に近づくと新規モンスターが登場します。中後半ではクラーケンダンジョンに出現するモンスター、後半からイエティダンジョンに出現するモンスターが出ます。 モンスターのHP、被ダメも大幅に増えるので即死持ちか高火力ハンターでなければ厳しいモードです。 基本的には狩りモード同様ですが、走り狩り即死持ちだと安定します。 自分のトロフィーポイントが進むにつれてAIレベルも上昇するので攻略向けハンター使用をオススメします!
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アイテム寿命[f] 500が通常の時間で、0から5000まで設定できる。 通常時有効時間[f] 400が通常の時間で、0から5000まで設定できる。 ブースト時有効時間[f] 800が通常の時間で、0から5000まで設定できる。 ハンデ通常時有効時間[f] 300が通常の時間で、0から5000まで設定できる。 ハンデブースト時有効時間[f] 600が通常の時間で、0から5000まで設定できる。 ハンマー回転しやすさ 1.00が通常の数値で、0.00から1.00まで設定できる。 ハンマー減速度 この数値が小さいほど、ハンマーを振り回す速度が遅くなりやすくなる。 0.960が通常の数値で、0.000から1.000まで設定できる。 ハンマー最高速度[rpm] ハンマーの1分間の最大の回転数。 150が通常の数値で、0から1000まで設定できる。 攻撃球半径[m] 6.5が通常の距離で、0.0から10.0まで設定できる。 吹き飛ばし速度[km/h] 500が通常の速度で、0から500まで設定できる。 吹き飛ばし角度[deg] 90が通常の角度で、0から180まで設定できる。 吹き飛ばし硬直[f] 90が通常の時間で、0から600まで設定できる。 やられ横回転数 1が通常の数値で、0から20まで設定できる。 やられ縦回転数 5が通常の数値で、0から20まで設定できる。 ヒットストップ[f] 11が通常の数値で、0から60まで設定できる。
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ハンゾウ ハンゾウ 役割 サポーター レア度 ☆5 入手先 スカウト 絵師 酒介 攻撃 385 HP 982 防御 199 所属 ヤマト スチル 1 コスト 16 ブロック 1 魔法耐性 5 攻撃速度 1.3 再配置時間 69 攻撃範囲 バショウ 役割 キャスター レア度 - 入手先 - 絵師 酒介 攻撃 330 HP 600 防御 60 所属 ヤマト スチル - コスト - ブロック 1 魔法耐性 0 攻撃速度 ?(ハンゾウより遅い) 再配置時間 (実質35) 攻撃範囲 ハンゾウと範囲を共有 特性 ハンゾウ 敵に物理ダメージを与える 地上・高台のどちらにも配置できる バショウ 地上・高台のどちらにも配置できる ※出撃可能数やコストを消費しない ※倒されても☆3評価クリアに影響しない 素質 ハンゾウ あやかし忍法 バショウがいる間ブロック数+1 味方ユニットが配置される都度攻撃力が少量上がる(最大15%) バショウ なし スキル ハンゾウ 1.口寄せの術 おとも妖怪のバショウを召喚する。 必要SP:35,初期SP:5 ※ver.1.1.1以前は必要SP:20,初期SP:5だった バショウ なし 性能について 募集中 スチル 1.2022/1/10実装 セリフ + クリックすると開きます バトル勝利時: バトル敗北時: + 交流
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装備可能職 下位職:プリースト / ウィザード / ブラックスミス / シェフ / ファーマシスト 上位職:セージ / マスケッティア / バトルスミス / ビショップ / マイスター / アルケミスト Lv 名称 ATK MATK 属性 スフィア DEF MDEF ステータス補正 入手 1 ウッデンハンマー 6 4 - 3 1 1 Nor - 100 ディライトハンマー 225 110 光 2 22 11 Nor - uni VIT+1 85 デビリッシュハンマー 270 200 - 3 27 20 Nor - 95 ハイエンジェリックハンマー 270 200 - 3 27 20 Nor ALLステータス+5 100 ハイデビリッシュハンマー 280 200 - 3 28 20 Nor - [[]]
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「てってれてって てってってって」 概要に特に力入れた ファミコンの『ドンキーコング』や、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズに登場するアイテム。ハマーン様では無い。 原作の『ドンキーコング』では、効果が続く間は落ちてくるタルを破壊できる代わりに梯子を登ることができなくなるというアイテムで、 後に発売されたGB版では特定のブロックを破壊する効果が追加されている。 『スマブラ』シリーズでは特殊な打撃アイテムであり、これを持った時から一定時間、 原作である『ドンキーコング』の音楽と共に狂ったようにハンマーをひたすら振り回し続ける。 音楽は初代から『for』まではFC版のものが、『SP』ではAC版のものが使われており、音のキーも異なる(FC版は高く、AC版は低い)。 『SP』ではヒット時に原作でタルを破壊した時のエフェクトとSEが出るようになっている。 キャラによっては超能力で回転させたり、この状態でのみ平面処理が解除されたり、原作でのトンカチ使用時の再現で中割りの無い動きになったり、 プレイヤーの方を向いて片手持ちで体ごと振ったり、元々持ってるハンマーと合わせて両手で振りまくったり等、個性的な振り回し方になる。 相手にヒットすれば大きく吹っ飛ばすことが可能であり、そして殆どの攻撃や飛び道具を一方的に相殺しながら攻撃できるので、 乱闘で出現すれば大抵の場合取り合いとなる強力な武器である。 ただしハンマー発動中は受け身、空中ジャンプや崖捕まり、他の技の使用、そして捨てる事が出来ない(ダメージを受けて落とす事はある)ので、 逆に遠距離攻撃や無敵技で場外へ叩き落とされてしまう危険性も孕んでいる。 また、『DX』からは低確率で槌(ハンマーヘッド)がすっぽ抜けてしまい(『for』からは攻撃を受けると稀に外れる事も)、 柄だけの状態になっても振り続けるという間抜けな姿を晒す羽目になる(当然ながら攻撃判定は無し)。 なお、すっぽ抜けた槌は拾って投げることができ、ハンマー以上に高い吹っ飛ばし力を誇るため、相手に投げ付けられる危険性もある。 『X』からは『レッキングクルー』が出典の「ゴールデンハンマー」が追加。 攻撃力や吹っ飛ばし力が向上した上に、新たにボタン連打で空中浮遊が可能な強化版となっており、ハンマーの弱点がいくらか緩和された一方、 一切ダメージが与えられない「ゴールデンピコピコハンマー」というハズレが混じっているため、同じく隙を晒してしまうことも (しかも接近して叩くまでハズレかどうか分からないというおまけ付き。空中浮遊は出来るのでそれを使って逃げ回ろう)。 なお、他のアイテムとは違って最初に台座が出現し、そこからさらにゴールデンハンマーが出現するという極めて特殊な演出で現れる。 勿論、この出現演出は原作再現である。 ニコニコ動画におけるハンマーについて特に力入れた ニコニコ動画では何故かハンマーの曲(つまりドンキーコングの曲)を音素材にしてアレンジした動画が大人気である。 発端は↓のマイリストの一番下の動画であり、毎月11日になるごとに上げられるハンマー曲には熱狂的なファンが付いた。 もし11日以外の日に上げたら「11日にやれ」と怒られる程である。 MUGENにおけるハンマーの記述について特に力入れた MIKADUKI氏によるWinMUGEN専用の手描きキャラが存在していたが、現在は入手不可。 氏曰く「戦闘穹窿を追いかけMUGENに来た音素材槌型機」だそうな。動きがなんだか可愛らしい。 ダウン・空中やられに当たり判定が無いのは仕様である。何気に謎ジャムにも対応。 + 技一覧 通常攻撃 X:弱P(しゃがみ・空中有り、→及び←での技変化なし) Z:強P(しゃがみ・空中有り、←での技変化なし、密着→で投げ) S:弱K(しゃがみ・空中有り、→及び←での技変化なし) A:強K(しゃがみ・空中有り、→及び←での技変化なし) 挑発 Y:ハンマー部分を軸に一回転。 必殺技 ↓\→Z:課題曲NON 0.5ゲージ消費の飛び道具。…の筈だが現時点でゲージ0でも出ることが発覚。 当たり判定付けた筈なのに何故か無い。そのため今は相殺不可。 ヒットダメージ<<ガードダメージ。撃った後の隙がかなり大きい。 覚醒技 ↓\→↓\→X:課題曲RZ 1.5ゲージ消費。…の筈だが現時点で1ゲージでも出ることが発覚。ハンマーテクニック。 技の終わり以外食らい判定無し。技の終わりは多少ダメージが大きい。 「毎月11日はハンマーの日」 出場大会 「[大会] [ハンマー]」をタグに含むページは1つもありません。
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《コテハン》 「固定ハンドルネーム」の略語。さらに略して「コテ」ともいう。 「ハンドルネーム」とはインターネット上などで使用される、任意の通称名。まぁペンネームみたいなものであり、コレに自分の本名を使うと言う人はほとんどいない。 名無しの対義語。2chではむしろコテハンを使うほうが異端である。 ただしゲームのCNが情報として飛び交う傾向にある音ゲー板では、自己紹介板などと同様コテ率が高い傾向にある。 ちなみに音ゲー板のコテハンは、ほとんどの場合「コテ=CN」と見て間違いはない。 ここの連中でいえばひなぽぇ、チンホーン、狐、ぷろみね などがコテとCNを兼用している代表例。 なおコテの中でも、その振る舞いで「こいつはどーよ?」とか後ろ指を指されるような者は「クソコテ(糞コテ)」と呼ばれ蔑まれることも。 転じて、コテ側でも面白半分に自分を指してそう名乗ることも。
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日曜の午前……寮の食堂で朝食を終えて自室に戻ったボクは、暇つぶしにネットで動画を漁っていた。 人気ランキングの上位でたまたま見かけたのは『世界のおもしろペット特集』。 きちんとお座りをした体勢でうたた寝をしてこける犬。器用に戸棚を開けてもぐり込む猫。蛇口から水を直接飲もうとして、頭にかぶる猫。 次々画面に現れる動物たちの愉快で可愛い姿に、思わず吹き出してしまう。 比率で言うと、猫の動画が多いかな――なんて思っていると、部屋のチャイムが鳴った。……動画を一時停止して、ドアに向かう。 「おはようございます……は、先程食堂で言いましたわね。苗木君、今ちょっとよろしいですか?」 ドアを開けるなりそう言って、こちらの返答を待たずにずい、と部屋に入ってきたのはクラスメイトのセレスさんだ。 戸惑いながらもボクは頷き、彼女を部屋の奥に通した。 「わたくしがわざわざ訪ねて来たのは、他でもありません。……わたくしのナイトであるあなたに、猫を探して欲しいのです」 開口一番、セレスさんはあっさりとした口調で言った。 「は……? ね、猫って、あの動物の猫?」 「その猫に決まっていますわ。……あなた、得意でしょう。タンスの裏から小銭を見つけてきたりするのが」 「得意って……ボクそんなみみっちいキャラなの……?」 いきなりすぎてちっとも話が読めない。苦笑しながら詳しい説明を求める。 「事の起こりは一昨日です。わたくしの両親の元に遠くの親戚から電話が入って――」 彼女の話によると、一昨日の夜遅く、実家の両親に遠方の親戚のお爺さんが危篤だという連絡があったらしい。 両親は慌てて遠出をしなければならなくなった訳だが、問題が一つあった。それはセレスさんが実家で可愛がっていた一匹の猫だ。 「うちの猫は、グルメですの。普通の猫のようにドライフードと水を用意しておけば2、3日は大丈夫……とはいきません。 毎日調理したご飯を与えなくてはいけないのですが、夜遅くの事でしたので、ペットシッターやホテルにお願いする余裕はありませんでした」 「ああ、それでセレスさんに」 「ええ。親戚の家に向かう道すがら、この学園の寮に立ち寄って、猫と世話用品など一式をわたくしが預かる事になりました。 本来は寮でペットを飼うなんて規則違反でしょうけど、2、3日の事ですし緊急事態です。わかって頂けますわね?」 それはもちろん。ボクは頷いて先を促す。 「夜中に突然連れ出された猫は少々不機嫌そうだったのですが、しばらくは大人しくしていましたわ。 ですが、昨日の夕食後――わたくしが食堂から部屋に戻ってドアを開けるなり、外に飛び出してしまったのです。 わたくしはきちんとキャリーケースのドアを閉めていたつもりだったのですが、少し隙間が開いていたのですね。 ……どうやら、ずっとケースに閉じ込められていたのが気に入らなかったようで、虎視眈々と逃亡の機会を窺っていたのでしょう」 「え……ケースに……閉じ込めて?」 「人聞きの悪い言い方をしないで下さい。食事やトイレの時はリードを繋いで外に出してやりましたわよ。猫というものは可愛くとも、 毛をまき散らしたり、家具で爪を研いで傷つけたりしますからね。わたくしのお部屋を汚さないように手を打ったまでですわ」 先に『人聞きの悪い言い方』をしたのはセレスさんの方なんだけど……話はわかった。 「つまり、昨日の夜に逃げ出したセレスさんの猫を探せばいいんだね」 「そうです。昨夜は、他の方に知られないように静かに歩き回って探したのですが、見つからずに消灯時間になってしまいました。 今朝も早く起きて一通り見て回ったのですけど、まだ怒って隠れているのか、もっと遠くに行ってしまったのか……―― わたくし、心配ですわ。あの子が悪者にさらわれたり、どこかで事故にあったりしたらと思うと……」 セレスさんはそう言って胸に手を当て、沈痛な表情で俯いた。 いつも強気なセレスさんがこんなに心細そうにするなんて……よほど大事なペット、いや、家族なんだろう。ボクの胸もずきりと痛む。 彼女に“ナイト”に任命されたからじゃない。ボクは一人の人間として、彼女の力になりたくなった。 「わかったよ、セレスさん。ボクが絶対に猫を見つけるから、安心して」 セレスさんの白くて小さな手を取り、勇気づけるように言いきると、彼女の表情がぱっと明るくなる。 「ありがとうございます、苗木君……! やっぱり、チョロ……いえ、頼りになりますわね」 …………今、言いかけた言葉は聞かなかった事にして、頑張って猫を探そう……。 「それで、いなくなったのはどんな猫なの?」 尋ねるとセレスさんはポケットから携帯を取り出してこちらに差し出した。 「口で説明するより、写真を見て頂いた方が早いですわ。……この子です。可愛いでしょう」 画面に映し出されていたのは……何と言うか……ふてぶてしい表情をした猫だ。 毛がふさふさしているのか、太っているのかわからないが、横幅が並みの猫の倍近くありそうに見える。 一般的な感覚で言うと可愛い、よりブサカワ……という分類をされるんじゃないだろうか。 思わずセレスさんの顔を見返したが、真顔なので(失礼だが)本気か冗談かわからない。ここは流しておく。 「……この猫。名前は何て言うの?」 「グランボアシェリ」 「え?」 「グラン、ボア、シェリですわ。わたくしのセンスが光る、素晴らしい名前ですわね」 得意げに胸を張るセレスさんを尻目に、グランボ……グランボアシェリ……と何度か頭の中で繰り返して刻み込んだ。 意味がよくわからないし、これで覚えたか自信がない。……が、とにかく、捜索を始める事にする。 出来れば、クラスの皆に呼びかけて、あわよくば手を借りたい所だけど―― 「却下ですわ。事情はあるにせよ、寮へのペットの持ち込みは原則禁止。先生方の耳に入ったら面倒な事になりかねません。 もし、あなたが猫を見つけられなければ、その時は処罰覚悟で他の皆さんにも協力をお願いしますが、それは避けたいものですわね」 セレスさんが昨夜と今朝、猫を見つけられなかったのは他の人になるべく気づかれないようにしたせいかもしれない。 ……彼女と二人だけで猫を見つけるのは簡単ではないだろうが、一番にボクを頼ってくれた事が嬉しくもある。 他の生徒や先生にバレないように――という事を念頭に置いておこう。 「さあ……苗木君。どこを調べにいきますの?」 昨夜から今朝にかけて一通りの場所を探したというセレスさんは、今度はボクに捜索に方針を委ねるつもりのようだ。 ボクは少し考え……寮内と言っても広く、まだ寮内に留まっているかも曖昧だ。まずはそこを確かめた方がいいだろう。 「とりあえず寮と校舎棟を繋ぐドア……あそこを猫が通れたか調べようかな。寮の外に出るかどうかで、範囲が全然違ってくるからね」 「寮と外界との唯一の接点を、真っ先に潰しておこうというのですね。いいでしょう」 頷くセレスさんと話しながら自室を出る。彼女の言葉通り、ボクら寮生が普通に外に出るには、一旦校舎棟に行くのが唯一の方法だ。 不便で不自然な構造だが、この寮が元々は旧校舎で、今の校舎棟を増築した経緯があってこうなっているらしい。 廊下の窓や非常口は普段は締め切っているので、調べるのは後にしよう。 ――……その途中の廊下で、クラスメイトの一人と出会った。石丸クンだ。 「やあ、苗木くんにセレスくん! 二人してどこに行こうというのかね。休日だからといって、遊んでばかりいては、健全な――」 いつもの調子で熱く話しかけられた。……さすがは“超高校級の風紀委員”。休日なのに彼は今日もカッチリ制服を着こんでいる。 ……まさか、私服を持ってない訳じゃないよな……? ……そんな疑問はさておき、ここで彼と会ったのはラッキーだ。 話を聞けば、大幅に捜索の手間が省けるかもしれない。 「あの、石丸クン! ちょっと聞きたいんだけど、昨日の夜も見回りはした? 何か変わった事はなかったかな……?」 猫の件は話せないので、遠回しに尋ねてみた。石丸クンは風紀委員として、寮でも自主的に夜回りをしている。 夜遊びを注意された一部の生徒から不興を買う事もあるようだが、不審者や落し物を発見した実績も少なくない。 「就寝前の見回りなら、もちろんしたぞ。変わった事……と言われても、特になかったが。どうした、何か困り事かね、苗木くんッ!?」 目を血走らせて詰め寄る石丸クン。熱意は嬉しいけど暑苦しい……。つい返答に詰まると、代わりにセレスさんが口を開いた。 「いえ、近頃は物騒でしょう。マンション荒らしがニュースになったり……学園の寮とはいえ、わたくし、不安で……。 それで、今も苗木君と防犯について話していたのですわ。……石丸君、昨夜の夕食後あたりからの戸締りはどうでした? 寮と学園を結ぶドアや、廊下の窓は? 非常口は? “猫の子一匹通れない”よう、きっちり締めてありましたの?」 ――さすがセレスさん。上手い……! 感心しているうちに石丸クンが答える。 「うむ、それなら安心したまえ。門限の6時半以降は僕が責任を持って施錠を確認したからな。カギを持っている寮生なら別だが、 それ以外の者は事務室の許可を得なければ寮には出入りできなかったはずだ。 廊下の窓と非常口も問題はないぞ。ロックを毎日朝晩確認しているし、まだ寒い時期だ。閉め忘れがあればすぐに誰かが気づく」 「……それは良かったですわ。ありがとうございます、石丸君。……安心しましたわね。では、行きましょうか」 セレスさんがそっとこちらに目配せする。ボクは頷き、石丸クンと別れてその場を離れた。 「ドアに鍵がかかっていたなら、猫が抜け出すような隙間はなかったって事だね」 石丸クンから距離を取りながら、ボクは声をひそめて行った。 「そうですわね。鍵がかかっていない木のドアなら閉まっていても、あの子が一人で出てしまう事も考えられましたが、 校舎棟へのドアは鉄製ですので、隙間さえなければ脱出は出来ませんわ」 「うん? ……木のドアなら、って」 「猫というのはとても器用で賢い動物ですの。人間の動きを観察して、軽い木のドアくらいなら簡単に開けてしまいます。 ドアノブに手を引っ掛けてぶらさがり、体重をかけるのですわ。 さすがに重い鉄のドアを開けたり、鍵のツマミを回したりはしませんが。……それに、開けても閉めてくれないのが困った所で……」 そういえば……さっき見てた動画でも猫が引き出しを開けたりしてたっけ。ドアまで開けちゃうなんて驚きだ。 「ただ、人間がドアの外に連れて行ったり、昨夜のようにドアが開いた瞬間に飛び出す事も不可能ではないでしょうが…… ――グランボアシェリは、わたくしに似て高貴な性格ですの。見ず知らずの人間に、容易に心を許したりはしませんわ。 基本的には他人と距離を取ろうとするので、そうした可能性は低いと思います」 ……高貴かどうかはさておき、要するに人見知りをする性格って事かな。 今後の捜索の参考になるかもしれないので、この点も覚えておこう。 さて、一応捜索の範囲をこの寄宿舎内に限定できた。問題は猫が今、寮のどこにいるかだが―― 「個人のお部屋は、先程お話しした理由で除外していいと思います。 寮生は皆さん良く知るクラスメイト……猫を密かに捕えて無理やり自分の部屋に連れ込むような変態はいらっしゃいませんわ」 「へ……変態って」 言い方はともかく、その見立てには賛成だ。動物好きの人といっても大和田クンは犬派だし…… 猫を見つけて黙っているような人にも心当たりはない。それは同時に、猫がまだ誰にも目撃されていないという証でもある。 騒ぎになる前に、早く猫を見つけないと。とりあえず、寮の見取り図を思い浮かべて共有スペースを挙げてみよう。 「倉庫……食堂……大浴場。ランドリーにトラッシュルーム」 「トイレや廊下の全ても共有スペースと言えますわね。ですが、猫が身を隠せるような場所はあったでしょうか……?」 セレスさんに言われ、廊下の風景をグルリと思い浮かべる。 「うーん……廊下に物はほとんど置いてないし……誰の目にもつかない場所なんて無いと思うな。……あ、二階への階段は」 寄宿舎の二階は、職員用のフロアになる予定だが、まだ改装前で立ち入り禁止だ。 ずっと鉄の檻みたいなシャッターで階段が封鎖されていて、その先がどうなってるかはボクら寮生にもわからない。 あのシャッター……。隙間はあるけど、さっきの画像で見た猫の体型で通れるのだろうか。セレスさんに尋ねる。 「……無理ですわね。頭だけなら入るかもしれませんが、胴体はとても」 だ、そうだ。飼い主が言うなら間違いない。やっぱり、さっき挙げた5つの部屋のどこかに―― 「――っくし。ゴメン」 ふいにクシャミが出て、思わずボクは身震いした。長々と話し込んでしまったが、やっぱり廊下は寒い。 とりあえず、近くの部屋――ここから一番近いのは食堂だ。そこに逃げ込む事にする。 ボクらは暖かい食堂に入って一息ついた。……朝食の時間を終えたばかりのせいか、今は誰もいない。 他人に聞かれたくない話をするには好都合だ。 「そういえば……猫だって寒いよね。昨日の夜から……一晩明かした訳だし」 その言葉に、セレスさんは小さく手を擦り合わせて答える。 「そうですわね。猫は暖かい場所が好きですもの。もちろんグランボアシェリも。ほら、“猫はコタツで”なんて歌があるでしょう。 居心地のいい場所でじっとしているからこそ、まだ誰にも見つかっていないのかも……」 そうなると、廊下の他にも、寒い場所は除外できそうだ。 「トイレと倉庫にはいそうもないですわね。あそこに暖房はありませんわ。 猫は狭い場所も好きで、雑然としていて入り込む隙間の多い倉庫は都合がいいですが、今の季節は寒すぎます」 「じゃあ、後はここ……食堂と、大浴場とランドリーとトラッシュルームの4か所だね」 「こちらは確かに暖かいですが、人の出入りが多すぎますわね。ここにいれば、どなたかに目撃されそうなものです。 ……一応は、調べてみましょうか」 ――……二人であちこち猫が身を隠しそうな場所を覗いてみたが、異常はない。食堂と繋がる厨房にも。 何となく冷蔵庫を開けてみると、すかさずセレスさんに注意された。 「ちょっと。いくらなんでもそこに猫が入る訳がないでしょう」 「あ、そうだね。つい……。食料が猫に食べられてたりって事もなさそうかな」 「グランボアシェリは、そんなお行儀の悪い事はしませんわよ……」 そう言って悲しげに胸元を押さえるセレスさん。傷つけてしまったかと思い、慌てて謝ろうとするが、 「あの子……きっと今頃、お腹を空かせていますわ。今日は朝ゴハンを食べていませんもの」 「そうか。……食料が減ってないって事は何も食べてないんだね」 「ですが――これはチャンスでもありますわ」 今度はボクの目をまっすぐに見て、妖しく微笑むセレスさん。表情の変化にどきりとする。 「チャ、チャンスって?」 「発見した時に、ゴハンで釣れるという事です。わたくしに怒られると思っているのなら、 わたくしの姿を見ても逃げようとするかもしれません。素早い猫を追いかけるより、好物で誘い出す方が簡単ですわ」 「ああ……なるほど。じゃあ鰹節か何かを用意しないとダメだね」 セレスさんは首を横に振り、ボクの背後の冷蔵庫を指さした。 「そこに入っていますわ。冷凍の手作り餃子が」 テヅクリ……ギョウザ? 予想外の単語にボクは一瞬自分の耳を疑った。 「安心して下さい、ニラやニンニクは入ってませんわ。猫の健康に悪いですものね」 いや……気になるのはそこじゃない。何で猫に餃子?? という言葉を飲み込む。 「あの子はグルメだと言いましたわよね。特製の餃子ゴハンが大好物で、ドライフードには見向きもしません。 お母様が数日分の猫用餃子を作りおきして預けてくれたのです。それを、わたくしはそこの冷凍庫にしまっておきましたわ」 「そ、そうなんだ。じゃあ目標を絞り込んだら、解凍して持っていこう」 もうツッコミを諦めてボクは言った。セレスさんは自然に微笑んで頷く。 「トラッシュルームも、候補から外して良さそうですわね。あちらも、暖房などなかいのでしょう?」 セレスさんが残る捜索場所に話題を戻した。トラッシュルーム……要はゴミ捨て場だ。 寮内で集めたゴミを焼却炉で燃やす施設でもある。焼却炉に火が入っていれば暖かいかもしれないけど…… ――ボクの頭に嫌な想像が浮かび、すぐにそれを振り払う。 「そうだね。焼却炉は週2回のゴミの日しか使ってないし、いつもはシャッターが閉まってるから。 開けられるのはその週のゴミ当番だけだよ」 「ああ、当番になると渡されるあのカギ。シャッターのカギだったのですね。知りませんでしたわ」 基本的に寮生は持ち回りでゴミ当番になる。セレスさんだって何度かやってるはずなのに……知らないって? ボクの顔に疑問が出ていたのを察知してか、セレスさんが当然のように口を開く。 「わたくしに相応しくない役は、いつも山田君やギャンブルのカモ……葉隠君などにやらせていますので」 「そ、そう……」 まあ、そうか……。セレスさんが素直にゴミ当番なんてやる訳がない。納得するボクも随分慣れてしまっている。 あとは大浴場と隣接するランドリー……2ヶ所くらいもう調べに行っても構わないが、ついでにもう少し考えてみよう。 「どっちも暖房が入っていて、隠れる場所には困らないね」 大浴場なら男女の浴室に脱衣所と、面積が広い。ランドリーには何台も洗濯機があるし、いつも誰かの洗濯物が干してある。 「ランドリーは……昨日の夕食後から今朝にかけて、利用する方も多そうですわね。隠れるとすれば未使用の洗濯機の中でしょうか」 設置されている洗濯機は全てドラム式なので、猫の出入りは簡単だ。ただ…… 「未使用ならドアが全開になってるはずだから、誰かが近づいたらすぐに見つかっちゃうかな」 「ええ、たまたま気づかれないという事もなくはないでしょうが……それに、実は洗濯機は昨夜わたくしが覗いて回ったのです。 以前、あの子が実家で洗濯機に入って遊んでいた事がありましたので。捜索の優先度は、一段落ちますわね」 ボクにも異論はない。――じゃあ、最後に残るのは大浴場……! 個人の部屋にシャワーが設置されている為、大浴場の毎日の利用者はさほど多くない。 男女で空間が分けられている事も、どちらかに隠れた猫が見つかる可能性をさらに減らす理由になる。 「昨夜……わたくしが探しに行った時も、女湯の方には入れましたが、男湯の方は軽く覗いて呼びかける事しか出来ませんでしたわ」 「うん。そうなると男湯が一番怪しいね。じゃあ、早速冷凍の餃子を――」 言いかけた時に、食堂に人が入ってくる気配がして、ボクはとっさに口を噤んだ。 現れたのは“超高校級のスイマー”、朝日奈さんだ。 「あ……苗木。セレスちゃん……」 いつも快活な朝日奈さんだが、それだけ言って口を閉じてしまった。表情は硬く、どこか暗い。……何だ、この感じ……? 「朝日奈さん。どうかしましたの? あなた、いつも以上に変ですわよ」 「い、いつも以上に……って。いつもも今も、別に変じゃないよ……」 セレスさんの冗談に返す言葉もやっぱり元気がない。 ボクは朝日奈さんの気持ちが落ち着くように、なるべく穏やかな口調で問いかける。 「どうしたの、朝日奈さん。何かあった?」 彼女はしばらく逡巡するように視線をさ迷わせ…………やがてぽつりと言った。 「私……朝御飯の後に走り込みしてきて、汗かいたからさっき大浴場に行ったんだけど。……ついに見ちゃったかも」 「見たって……何を?」 「幽霊だよ! 誰もいないはずの隣の男湯の方から、『ンアー』とか『マー』とかいう人間とは思えないうめき声がして……!」 …………朝日奈さんは怯えた表情で断言したが、ボクとセレスさんは無言で顔を見合わせる。――もう間違いない! 「見たというか、聞いたんだね。幽霊の声を」 「馬鹿馬鹿しい。幽霊なんている訳がないでしょう。あなたの聞き違いに決まっていますわ」 予想以上の冷めたリアクションがカチンときたのか、朝日奈さんは眉を吊り上げて抗弁する。 「本当だって! あれは間違いなく、寮の大きなお風呂が気持ち良すぎて死んじゃった合唱部の先輩の霊だよ!」 変な想像が膨らんでる……。ボクは苦笑して、 「わ、わかったよ。じゃあボクとセレスさんで確認してくるから。ここで待ってて」 「そうですわね。その幽霊とやらに会いに行きましょう、苗木君。餃子ゴハンを持って、ね……」 「餃子……ゴハン? 何で?」 きょとんとした表情の朝日奈さんに、ボクは少し考えて言った。 「えっと……餃子に入ってるニンニクには魔除けの効果があるっていうから。念の為だよ」 まあ、そのニンニクは抜いてあるんだけど……。 冷凍餃子を解凍して盛り付けた“餃子ゴハン”を手に、ボクらは大浴場へと向かった。 迷う事なく男湯ののれんをくぐって脱衣所を覗き込む。上り口に履物がないので中に人間がいない事は明白だ。 ボクは無言のまま、食欲を誘う匂いを放つ餃子ゴハンをそっと脱衣所の床に置いてみた。 ……………………そのままセレスさんと二人、30秒ほど待っただろうか。 壁際に据え付けられた、脱いだ服を入れる未使用のロッカー……その一つの扉が静かに、ゆっくりと動いた。 ……そこにいる!! セレスさんと視線を交わし、足音を立てないように素早くそちらへ近づく。そして―― 「フゥゥゥゥニャァァァァ!!」 ロッカーから顔を出した立派な体型の猫は、ボクと鉢合わせの恰好になって相当驚いたようだ。 大きな唸り声を上げた次の瞬間、こちらに飛び出してくる。鋭い爪を立てた右手を振り上げながら――! ボクは頬に焼けるような痛みを感じながらも、何とかその体を受け止める。 腕の中から逃れようと身をよじって抵抗する猫を何とか抑え込み、捕まえる事に成功した。 「――っ、大丈夫、大丈夫だよ。グラン……グランボアシェリ。よし……よし……」 話しかけながら背中を撫でてやると、猫も落ち着いてきたのか、それとも観念したのか、少しずつ抵抗が弱くなる。 完全に大人しくなる頃には、ボクは猫の体を抱いたまま……膝を折って座り込んでしまった。 セレスさんの部屋に――無事、猫とその主人が戻り、ボクもお邪魔する事になった。 グランボアシェリは餃子ゴハンを食べ終えて満足したのか、キャリーケースの中で寝息を立てている。 その姿は可愛いというより……やっぱりふてぶてしい。 「――さあ、これでいいでしょう。明日、念の為に保健室に行って下さい。野良猫に引っ掻かれたとか言って」 「……いたた。ありがとう、セレスさん」 ボクの頬の引っ掻き傷はそれほど深くなさそうだが、血が流れていたのでセレスさんが簡単に手当てをしてくれた。 朝日奈さんにはセレスさんから『幽霊の声は忘れ物の携帯電話の着信音』―― そう説明して納得してもらったようだ。やれやれ……。 「ありがとうはこちらのセリフですわよ。やはり、あなたを選んで正解でしたわ」 セレスさんはそう言ってにっこり笑った。うん……セレスさんが喜んでくれて、猫は無事で、ボクも苦労が報われて良かった。 「全く……わたくしを煩わせた上に、あなたにケガまでさせるなんて……この子にはお仕置きが必要ですわね」 セレスさんに合わせて猫の方を見ると、寝姿が一瞬ピクリと動いた気がした。 あれ……本当は寝たフリ? いや、まさかな……。 「い、いや、大したケガじゃないし、せっかく帰ってきたんだから。……大目に見てあげようよ」 「ふぅん……まあ、あなたがそう言うなら。次にやったら許しませんが」 冷たい表情で頷くセレスさん。そして彼女は再びいつもの微笑を浮かべ、こちらに向き直る。 「ところで……先程グランボアシェリを捕えた手際ですが、お見事でしたわ。 この子が初対面の人間に身を任せるなんて、滅多にない事です。どうやら、あなたには“適正”がありそうですわね」 「え……適正って?」 「グランボアシェリの毎日のお世話を担当する適正ですわよ。あなたになら、この子も嫌がらずに懐いてくれそうです。 食事、トイレ、ブラッシング、シャンプー。うふふ……いずれ、お願いしますわ」 この猫の世話を……毎日? そ、それはちょっと考えさせて欲しい。そう言おうとしたのだが―― 「わたくしが希望ヶ峰を卒業したら、この子も一緒にお城で暮らしますの。ですから、あなたもナイトとして……ね?」 セレスさんが薄く頬を染め、意味ありげにボクの瞳を覗き込む。セレスさんと猫と一緒に暮らす――それって。 「あ……そろそろ、お母様が帰りの予定を電話して下さる約束でしたわ。 すみません、苗木君。一度ご自分のお部屋に帰って頂けますか。……ありがとうございました」 半ば追い出されるような形で、セレスさんの部屋を出る。そっと手で触れると、頬が熱い。……ケガをしてない方も。 ボクは熱を冷ますように、肌寒い廊下をゆっくりと歩き出した。
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